去る2009年12月30日に行われた【エクス・ポナイト VOL.5 ポ祭2009!!!テン年代まであと2日!?】にアラザルチームが緊急参戦したラウンジ企画の中の1コーナー、一晩みんなで悩んで考えたパンチラインベスト10の結果発表をここに再録しておきます。ランキングの順位に関して言えることは、この日の盛り上がり的にはとにかく般若の「やってやる」が優勝だということです。
☆アラザル編集部・選『ゼロ年代日本語ラップパンチラインベスト10』☆
1:「やれねえこと、はなからねぇ!」(般若)
「やってやる」ライブバージョン(Live at Shibuya O-EAST 27th Aug 2009)
http://www.youtube.com/watch?v=3PaXpLs_Pmo
2:「さみしいじゃねぇかよ」(OKI)
OKI from GEEK「Shall We BEEF?」
http://www.youtube.com/watch?v=iwj04kepukA
3:「みんなでHoって言ってくれ ダメなら放って行ってくれ」(MINT)
「放課後」、『AFTER SCHOOL MAKIN' LOVE』収録
http://www.youtube.com/watch?v=BDVSyUIW5Zc
4:「気が滅入る夜は思い出す「医者に行けあんたは病気だ」と うるせえおれは正気だ ただクソなだけで」(BRON-K)
NORIKIYO feat.BRON-K「夜霧を吐いて」、『OUTLET BLUES』収録
http://www.youtube.com/watch?v=fd3w1lcslOQ
5:「冷めねぇうちに、飲んどけスープ。冷めねぇうちに、やっとけラップ」(A-THUG)
SEEDA feat,A-THUG「自由の詩」、『HEAVEN』収録
http://www.youtube.com/watch?v=cf95bsu5ovM
6:「オラが畑に手ぇ出したら殺すぞな~」(TKC)
「百姓一揆」、TKC『百姓一揆』収録
http://www.youtube.com/watch?v=cw-I50xCYUk&feature=related
7:「今日もかわいい女の子の写真を 右クリックで 保存してるよ~」(DJnewtown)
「cutegirl(jpg)」、『cutegirl(jpg)』収録
http://maltinerecords.cs8.biz/58.html
8:「おっちゃんここ寝たらカゼひくで/気いつけや しのぎや 背後狙うで/ヘラクレスも多分逃げ出すで」 (SHINGO★西成)
「ILL西成BLUES」、『SPROUT』収録
http://www.youtube.com/watch?v=EZSfs29tE3A&feature=related
9:「いかれたオタクがマーダー/田舎のギャル漁るプラダ/TVつければねつ造ばっか/放送作家 マスかくドラマ」(SEEDA)
「HELL'S KITCHEN」、『SEEDA』収録
http://www.youtube.com/watch?v=vVpdkEO_-Ds
10:「マイク稼業はやる事やってる奴が正義なんだ/昔凄かったとか キャリアとか関係ねえの」(ILL Bosstino)
SEEDA feat.Ill Bostino「MIC STORY」、SEEDA『街風』収録
■以下惜しくも僅差で次点となった作品はなぜかコメント付きでどうぞ。
「知っとんだわ お前の部屋にゃガッツリ俺らのCD」(TOKONA-X)
「Let me know ya...」
http://www.youtube.com/watch?v=gKfb5ZBXUA8
※レコードじゃなくCDってところが地味にポイント高い。
「いわれなくてもたぐい希なる金品とチンチンをぶら下げてる新人王」(韻踏合組合)
「揃い踏み」、『critical』収録
http://www.youtube.com/watch?v=UXd2Yhpk-tI
※誇示の仕方がろくでもなくて素晴らしい。
「老後も東京の路上に登場 BB弾くらっても元気な曾祖父さん」(ラッパ我リヤ)
「ヤバスギルスキルpt.3」
http://www.youtube.com/watch?v=CHeK5BbU8dE
※押韻に気をかけるあまり表現が狂った方に向かってます、2000年ごろのラッパ我リヤはリリックだけ見ても独自の路線を歩んでいたように思います。
「バチバチ叩くのがお前の両手の役目 『じゃ お前のは?』ってはぁ?おたくねぇ…… この俺におたずね?まじかよド忘れ?マイクとペンだ 寝てろあと500年」(DABO)
「拍手喝采」、『PLATINUM TONGUE』収録
http://www.youtube.com/watch?v=6MQ0iD9kAzM
※DEF JAMというアメリカのレーベルが日本でもレーベルを作ったのですが、一枚目のアルバムがこのPLATINUM TONGUEでした。素晴らしい出来だったと思いますし、オーバーグラウンドラップのひとつのピークがここだったと思います。
2010年1月9日土曜日
2009年12月1日火曜日
NRK―ONE掲載「アラザルVOL.3」リリース!
ああっ!!54-71とザマギとDJぷりぷりについて話すのを忘れた!しまった!もう取り返しがつかない……というわけでそれらJ-ヒップホップのマージナルについては次回やります。以下詳細です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『アラザルVOL.3』
2009年12月6日、第九回文学フリマS-16<批評誌「アラザル」>ブースにて販売
税込1000円
contents
★論考11本(下記参照)
★一柳慧インタビュー
★佐々木敦インタビュー
★分解批評~映画『サマーウォーズ』/舞台『生きてるものはいないのか』『生きてるものか』
★スカイプdeディベート批評
★NRK~日本語ラップ研究所
★続報はこちら→http://gips.exblog.jp
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『アラザルVOL.3』
2009年12月6日、第九回文学フリマS-16<批評誌「アラザル」>ブースにて販売
税込1000円
contents
★論考11本(下記参照)
★一柳慧インタビュー
★佐々木敦インタビュー
★分解批評~映画『サマーウォーズ』/舞台『生きてるものはいないのか』『生きてるものか』
★スカイプdeディベート批評
★NRK~日本語ラップ研究所
★続報はこちら→http://gips.exblog.jp
2009年11月7日土曜日
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